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ー人生につくる喜びがあれば、それが幸せー
と、森岡成好さんと由利子さんは云う。
毎朝明るくなる頃にはコーヒー 豆を挽き客人に珈琲を淹れ
天気が良いと森へ入り、大木を運び薪の準備をする。
山へ入り、土を採取し粘土を作り、毎日、必ず轆轤を轢く。

畑仕事をし、暮らしに必要な物はほぼ畑で自家栽培し、
川や海へ分け入り海藻を採り、自然へ分け入り
季節の恵みを器へ盛り、友とたのしく酌み交わす。


その暮らしぶりは新月から満月への月が満ちるように日々淡々と。
あるのは、雄大なる自然への感謝と
満ち満ちた明日への創作力と
いつも大きな愛がある。

森岡さんは、ご自身のことを『焼物屋』と云うのだが、
その『焼物屋』としての当たり前の毎日がこれから同業の若者へ
引き継がれるために、今回、Loveitの仲間入りをしてくださった。

お二人の仕事やその暮らしぶりを、ここで少しでもお伝えてできたらと思う。
お二人の当たり前だとおっしゃる毎日を、見て感じて触れていただけることは、
これから何十年と先まで、古き良き窯業を知る手立てとなり、
後世に残る記録としても何より大切だと思う。

陶芸家の「創る」は、轆轤を轢くだけではない事。
木を切る事、土を探しだすこと。
土を振い捏ねる事と、人と戯れる事と、
山へ入り実りを得、料理し器へ盛る事。
老若男女とたのしく豊かな時間を交わす事。
それらすべて同じ物事として、畑を耕すように
毎日手入れをし、手当てを施し、毎日を豊かに暮らされている。

便利この上ない「現代」という今の時代に、
懲りずに便利に甘んじて生きる私たちにとっても
お二人の暮らしを垣間見られる機会は、とても大切なことだと思う。

こういう風に生きて暮らしているすごい人と同じ時代に
共に居られることに心から感謝をして。

時々、覗いていただけたら、とても嬉しく思います。

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